ミステリ新刊

楽天ブックスから
『ナイル殺人事件 Blu-ray+DVDセット』(VWBS-7369)
Blu-ray+DVDが到着。

感想を箇条書き。
①ケネス・ブラナーがスタイリッシュ過ぎて、ポアロのイメージにそぐわない。
1978年版のピーター・ユスティノフの方がまだイメージに近い。
②ポアロの性癖を説明するため、原作にない過去のエピソードを挿入しすぎ。
髭は戦争で負った顔の傷を隠すため。
カボチャ栽培が趣味なのは、もともと農夫だったから。
恋人の死。
③1978年の映画化に比べ、登場人物の設定変更が多すぎる。
前作『オリエント急行殺人事件』から引き続いて登場するブーク、どういう意図?
オッターボーン母娘の設定変更。
被害者も設定変更。
④謎解き劇というより、ロマンス劇になっている。
総じていえば、アガサ・クリスティとは別世界。
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